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2010年05月31日

2010「NEW環境展」

今年19回目を迎える2010「NEW環境展・地球温暖化防止展」(日報アイ・ビー主催)が5月25日から28日まで、東京ビッグサイト(東京・江東)東1~6ホールで盛大に開催された。

テーマは《守ろう地球 創ろう共生社会》。

環境分野の専門展としてアジア最大級の出展規模。
併催の「地球温暖化防止展」と合わせ、528社・2036小間となった。

内訳は
NEW環境展340社・1,562小間、
地球温暖化防止展188社・474小間。


企業の社会的責任が厳しく問われ、環境分野も例外でなく、資源循環、温暖化防止、自然との共生の視点を無視しては存続すら危ぶまれる時代といえる。

そうした中、開催された展示会は、資源循環だけでなく、温室効果ガス削減への貢献などの課題に対応したさまざまな技術・サービスが集結。
中でも新エネルギー、バイオマス、LED照明、屋上・壁面緑化など低炭素化への貢献度で特長のある技術やシステムに注目が集まった。


併催行事として、同展記念セミナーが5月25日から28日まで東京ビッグサイト会議棟606・607号室で開催。

関心を集めたテーマは廃棄物処理法改正やプラスチックリサイクル関連で、
「2010年廃棄物処理法改正と今後の運用を占う!」
「激変するプラスチックリサイクル」
「食品リサイクル制度の進捗と関連ビジネスの最新事例」
「可燃系廃棄物のサーマルリサイクルと焼却処理の市場展望」
「事例で見る廃棄物の定義・区分」
の5つのセミナーが盛況であった。


1992年当時の環境問題のトレンドだった廃棄物対策をテーマに初めて開催した「廃棄物処理展」が前身。
社会の環境への関心が多様化するのに伴い、2000年「NEW環境展」に名称を変更、会場も現在の東京ビッグサイトに移った。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2010年05月31日 17:37