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2010年05月12日

【エコシティー】札幌市 生ごみ減量宣言で

札幌市は先着1万世帯に対し、生ごみの水切り器を配布する。

無駄な買い物をしないなど、生ごみ減量への協力を宣言した家庭を対象とする。

燃やせるごみの約半分を占めるという生ごみを減らすことで、処理費用の低減にもつなげる考えだ。


札幌市が配るのは東京都内の家庭用品メーカーが開発した水きり器。

先端部分の吸盤を流し台にとりつけて固定すれば、野菜や生ごみの水切りに使える。

食品の廃棄につながるような無駄な買い物をしないことや、食べ残しを減らすなど、4項目の「生ごみ減量・水切り宣言」を家庭などがすることを配布の条件とする。

町内会など20世帯以上の市民でつくる団体・グループは17日、個々の家庭は30日から宣言書を受け付ける。


同市は昨年7月に燃やせるごみなどを有料化。
今年3月までのごみ排出量は1日1人当たり373㌘と、前年同期の586㌘から大きく減った。

上田文雄・札幌市長は「水きり器を使えば生ごみの約10%減を見込め、ごみ焼却のエネルギー節約にもつながる」と協力を呼びかけている。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2010年05月12日 12:01