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2010年08月29日

屋上+廃材×水=涼

大阪市中央区の環境ベンチャー企業「森生(しんせい)テクノ」(田中明則社長)が、水を含ませて屋上に置くと室温を下げられるパネルを和歌山大と関西電力とで共同開発した。

パネルには火力発電所で使用される断熱材の廃材を使用。

工事などが必要な屋上緑化と比べ、敷き詰めるだけで済むといい、2011年度末の商品化を目指している。


パネルは廃材を砕いてコンクリートと混ぜたもので、1枚あたり30㌢四方、厚さ3㌢、保水量1.3㍑。

内部に無数の微細管がある。
表面に薄い水の膜ができるため、熱を奪って気化する際の水は少量で済み、効果が持続するという。

廃校での実験では、屋上にパネル約1,000枚を敷き詰め、直下の教室と他の教室の温度を比較

一度の水で室温を2日間にわたって平均2度下げられた。

和歌山大の実験では、パネルを使うとクーラーの消費電力が40%カットできた。

関西電力によると、年間1,000~1,200㌧の廃材が出るといい、同社研究開発室の小山博之・主席研究員は「再利用でエコにつなげたい」としている。
【玉置勝巳】


毎日新聞より

投稿者 trim : 2010年08月29日 12:57