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2010年10月26日

「えのすいECOポイント10」


生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にちなみ、藤沢市片瀬海岸の新江ノ島水族館は、「えのすいECOポイント10」を31日まで開催している。

独自の環境活動を基に、相模湾の多様な生物や環境の豊かさなど、生物多様性について楽しく学べる。

月替わりのテーマ水槽では、「生物多様性ってなんだろう」を取り上げた。

海の生き物たちもそれぞれの環境の中で生き延び、命をつないでいくためにさまざまな工夫をし、驚くような能力を身に付けていることを紹介している。

マダコは、周囲の様子に合わせて体色や皮膚の表面を変化させ忍者のように雲隠れする。
オニオコゼは強い毒を持ち、地味な体色で砂や石に成り済まして、そばを通り掛かる小魚などを襲う。

このほか、生物多様性の現況を紹介するパネル展、生物多様性が学べるクイズラリー、生物の骨格配置が観察できる「新世界・透明標本展」なども開催中。

「えのすいECO」には、生物に関する生態学(エコロジー)と環境を考える活動(エコアクション)の二つの意味を持たせた。
同館は2004年の開館以来、今伝えられること、皆で一緒に楽しくできることを考えて継続実施している。


神奈川新聞より

投稿者 trim : 2010年10月26日 17:26