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2010年11月26日

近江兄弟社小が移転

学校法人近江兄弟社学園は、近江兄弟社小(滋賀県近江八幡市市井町)を1.6㌔東の県立八幡養護学校跡地(同市浅小井町)に移転させる方針を固めた。

跡地を滋賀県から2億9,600万円で購入し、自然豊かな新天地で環境教育に力を注ぐ。

12月の説明会で保護者の賛同を得た上で数年後をめどに移転する。


八幡養護学校は敷地面積2万8,714平方メートル。
学校再編で野洲養護学校となって移転し、2008年3月に閉校したままになっている。

新小学校は、養護学校の旧の校舎、体育館、寄宿舎、運動場を改修して活用する。
テニスコートなど体育施設は新設する。

近江兄弟社小は現在児童数175人。
同じ敷地内の中学、高校とグラウンドを共有し、手狭になっていた。
移転は2022年の創立100周年に向けた学園改革の中核事業。
土地購入は、9月に県と仮契約を結び、今月の理事会で承認した。

新しい敷地の周辺には、蛇砂川が近くを流れ、キツネや貴重な野鳥も生息する。
校舎は平屋でトイレなどほぼ全施設がバリアフリー化されている。

池田健夫理事長は「恵まれた環境と旧施設を生かし、環境教育や感性を伸ばす授業、歴史・人権・福祉の学習などに力を入れたい」としている。


京都新聞より

投稿者 trim : 2010年11月26日 22:58