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2010年12月04日

“ロケット”に興味津々

宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターと倉敷市教委の協定による連携授業が3日、市立乙島東小学校(正清省三校長、児童数182人)で始まった。

この日はJAXA宇宙科学研究所のロケット打ち上げ担当の助教、竹前俊昭さん(41)が、体育館で子供らにロケットの飛ぶ仕組みなどを説明。

今後、ペットボトルを利用した水ロケット作りと打ち上げや、高さ1㍍程度のモデルロケット組み立てと発射などに取り組む。


6年生の総合的学習「わたしたちのロケットを高く打ち上げよう」の一環で、「宇宙や地球環境といった広い視野を持ってもらう」のが目的。

最初に全児童対象に竹前さんが「最新の宇宙科学」の題で金星探査計画などを説明。
続いて6年生31人だけを対象に「ロケットはなぜ飛ぶか」を解説した。

竹前さんが、密封したフィルムケースの中で入浴剤を水に溶かし泡だって圧力が増す原理で飛ばす実験を実演すると、子供たちから「わあっ」と驚きの声が上がった。

竹前さんは「下に地面がなくても飛びます」と反動や反作用という言葉の意味を分かりやすく説明した。

6年生の小川瑞貴さん(11)は「実験が面白かった。自分で水ロケットなどを飛ばすのが楽しみ」と話していた。
【小林一彦】


毎日新聞より

投稿者 trim : 2010年12月04日 23:11