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2011年02月03日

「海の鬼退治」

和歌山県和歌山市の環境団体「紀州灘環境保全の会」(中家勝之会長)と白浜町臨海のダイビングサービス店は節分の3日、同町沖にある四双島周辺でサンゴを食害するオニヒトデを駆除した。

25匹を捕まえ、砂浜でオニヒトデ供養を営んだ。

当日は6人のダイバーが参加。午前10時前、ダイビングサービス店「シーマンズビーチ」の船に乗り込み、約1キロ沖にある四双島を目指した。

その周辺に広がるサンゴ群集で、近年急増してきたオニヒトデを30分ほどかけて捕獲した。

捕獲したオニヒトデは直径15~30センチ。
江津良浜の西側ビーチで、本覚寺の熊本明雄住職によって供養が営まれた。
中家会長は「2年間で延べ200人のダイバーが575匹を駆除し、サンゴはある程度守られた。しかし、オニヒトデも一つの命。今回、供養して新たな気持ちでサンゴ保全に取り組みたい」と話している。

紀伊民報より

投稿者 trim : 2011年02月03日 18:17