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2011年08月15日

巨大ダンボールハウス

花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区)で現在、夏休み特別イベント「みんなの生活を支える植物グッズ大集合!」が開かれている。

会場にはゴーヤで作られた「緑のカーテン」や蚊取り線香の原料となる除虫菊などが並び、電気を使わないおもちゃで遊んだり、蚊帳体験ができるようになっている。

「震災の影響などで節電などが注目を集める中、電気を使わずに植物をうまく利用して過ごす方法を見たり体験したりすることで、環境に配慮した生活に目を向けるきっかけになれば」と話すのは同館の担当者・松本直樹さん(30)。

松本さんは今回のイベントにあたり、自ら「緑のカーテン」を育てて作った。

7月上旬にゴーヤの苗から育て、約1ケ月かかって完成させた。

「全くの初心者の私でもできたので誰でも大丈夫(笑)」。
2メートルほど育ったら上に伸ばさず切っていくと横に広がりカーテン状になるという。

会場で最も目を引くのはダンボールで作られた2階建ての「ダンボールハウス」。
頑丈な作りになっていて中に入ることもできる。
何度もリサイクルでき環境にも優しいダンボール。
「紙幣」などと共に、昔から現在に至るまで植物由来の素材が変わらずに使い続けられていているダンボールを、「植物の魅力や秘密が詰まっている」と語る松本さん。
「プラスチックに変わる梱包材として将来の期待が寄せられていることを感じてもらえたら」(同)とも。


ほかにも、人気アニメ「ダンボール戦機」とのコラボレーションにより、国内初となるダンボールで作った高さ6メートルの巨大アキレス像などが展示されており人気を集めている。

イベントは今月21日まで毎日開催。
10時から17時まで(最終入館16時30分)。
入場料500円。


京橋経済新聞より

投稿者 trim : 2011年08月15日 11:54