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2012年01月27日

エコ活動を表す漢字は「節」

かんぽ生命保険は、地球および地域の環境を守る活動の一環として「環境保護活動(エコ活動)の意識と行動」について全国調査を実施した。

全国の20代~60代の男女2,000人の調査結果を分析し、現在のエコ活動についての一般の意識は、漢字一文字で表すと「節」のイメージが最も強く、「節電」「節約」が行動の中心になっていることを明らかにした。

かんぽ生命では、調査結果について「昨年の東日本大震災による『節電』『節約』志向の生活を送ることにより、今まで環境保護活動に関心のなかった人々も意識を向けるようになった。また、家族ぐるみでエコ活動に取り組む人ほど、家族の絆が強くなる傾向にあることがわかった」としている。

今回の調査は、2011年11月21日~22日に実施。
全国の20~69歳の男女を対象にインターネット調査を行った。
20代~60代まで男女・既婚未婚を各年代ごとに100人ずつ、5つの年代で各400人、総計2,000人のサンプルを抽出して傾向を分析した。

エコ活動でイメージする漢字一文字では、「節」(208人)がトップ。
次いで、「清」(152人)、「緑」(90人)、「省」(78人)の順だった。
東日本大震災に伴う原発の停止によって、昨年夏以来、計画停電などによって関東地方を中心に「節電」が強く意識され、「節約」する生活を送った印象が色濃く反映した結果になった。

また、エコ活動を意識したきっかけについても「もったいないと思うから」(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計で76.9%)、「節約できるから」(同68.2%)が上位の回答を占め、「節電」「節約」の生活が、エコ活動を意識させる結果になった。
その回答に次ぐのが「地球環境を守りたいから」(同64.1%)、「次の世代のためになるから」(同62.8%)、「社会のためになるから」(同61.2%)となっている。地球環境保護という大きな使命感よりも、日常の生活から発想してエコ活動が広がっている様子がうかがえた。

「エコ活動で誰と取り組むことが多いか」という質問には、子どもと同居している人は、男女ともに約7割が「家族」と回答し、エコ活動に熱心な家庭では、「家族の絆の強さ」について高く自己評価する傾向もあった。
一方、一人暮らしは男女とも「自分ひとり」で行なうことがトップ。
会社の同僚や学校の友人などと取り組むのは少数派。
中でも一人暮らし女性は、86.9%がひとりでもエコ活動に取り組んでいて、男性(67.6%)と比較して意識が高いことがわかった。
【風間浩】

サーチナより

投稿者 trim : 2012年01月27日 11:44