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2012年04月05日

ごみ出ない花火を―

富士河口湖町の河口湖「冬花火・湖上の舞」が湖環境への負荷軽減のため2月を最後に終了したことについて、地元観光団体が4日、環境に配慮したごみの出ない花火の勉強会を開いた。

全国各地の花火ショーを担当している「丸玉屋」(東京都)の小勝敏克社長が「打ち上げの際にかすの出ない花火ショーは展開できる」と見通しを述べた。

勉強会を開いたのは河口湖観光協会、河口湖温泉旅館協同組合、同組合イベント企画検討委員会。
同委員会の山下茂委員長が「冬花火として湖上でできるように」とあいさつし、同社の花火のサンプル映像が紹介された。


同社は、湖上の舞のような打ち上げ花火ではなく、仕掛け花火を提案。
演出効果用の花火で低、高度を組み合わせて湖面に繰り広げ、音楽と組み合わせた花火のパフォーマンスを説明した。

魚類への水質や発射衝撃の影響については、同社は、これまで水質検査などの結果、打ち上げ花火より少ないとの見通しを示した。
また、山下委員長は、湖上での花火の継続では、河口湖漁協の理解が大切との見通しも示した。
【小田切敏雄】

毎日新聞より

投稿者 trim : 2012年04月05日 14:41