« 「とうきょうスカイツリー駅」 | メイン | 「環境こだわり農産物」 »

2012年04月14日

新東名高速きょう開通

きょう14日午後3時に開通する新東名高速道路。

今回開通される御殿場JCT―三ヶ日JCT間は高速道路史上最長となる約162kmで、周辺地域からは渋滞緩和のみならず、観光客増加の期待も集まっている。

また、同高速道には観光目的でも楽しめるSAが多数展開される。
ドライブ中に立ち寄る休憩スポットとして、近隣住民の買い物&食事スポットとして使えるショップや設備が整っている点が特徴だ。

SA内とは思えない店舗数と販売商品で話題を集めた東名高速道路海老名SA上りの複合商業施設『EXPASA(エクスパーサ)』を仕掛けたNEXCO中日本が、新東名高速で新たに生み出すブランドが『NEOPASA(ネオパーサ)』だ。
このたび開通する約162kmの区間には、4つの異なるコンセプトの複合商業施設をオープンする。

“リゾートマインド”をテーマにした駿河湾沼津SAは新東名で唯一となるオーシャンビューのSA。
上り線は地中海の港町をイメージした建物、下り線は海をモチーフとしたデザインが特徴で、駿河湾を一望するレストランやフードコートが魅力だ。

清水SAは“くるまライフ・コミュニティーパーク”がコンセプト。
車やバイクの展示やバイク用品、アパレルなども展開する。
静岡SAでは地中熱利用空調などを取り入れたエコモデルエリアとして整備し、県内の地場産品を用意。
楽器産業が盛んな街として有名な浜松は“音のある風景”をコンセプトに、ピアノをイメージした建物デザインやミュージック・スポットで来訪者を出迎える。

それぞれの施設には個性的なレストランやカフェ、ショップが入り、オープンする全121店舗のうち、半数以上の67店舗が高速道路初出店。
ラーメン評論家・石神秀幸氏プロデュースによる魚介系しょうゆラーメンの『二代目 植松ラーメン』(駿河湾沼津・下り線)、東京・青山の和食レストラン「寅福」による丼ぶり専門業態店舗『丼ぶり寅福』(清水・上下線集約)、陳建一氏監修の麻婆豆腐&坦々麺専門店『陳建一監修 中華の鉄人』(浜松・上り線)など話題性のある店舗も多い。

日本の新たな大動脈として注目されている新東名は今回の開通後、2014年度に浜松いなさJCT―豊田東JCT間を開通させ、2020年度に海老名南JCT~豊田東JCT間・全長254Kmの全線開通を目指している。
東名高速と比べるとカーブや坂道がゆるやかであることから、運転しやすい道路と同高速道に設けられた個性的なSAは、“SAに遊びに行く”という新たな楽しみをもたらしてくれそうだ。

オリコンより

投稿者 trim : 2012年04月14日 07:46