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2012年07月06日

産業エコ・エネルギー推進機構発足

環境とエネルギーが両立した産業の振興をはかろうと、産官学でつくる「京都産業エコ・エネルギー推進機構」が5日、発足した。

府と京都市で別々に行って きた施策を一体化させ、東日本大震災以降、成長が見込まれるエネルギー分野などで、競争力のある企業を育てるのがねらい。

推進機構は、平成20年7月に設立された「京都産業エコ推進機構」が前身で、府や市、企業、研究機関などが参加する。

東日本大震災以降、エネルギー問題が深刻化したことを受け、これまで扱ってこなかったエネルギー分野にも力を入れる。

事務局によると、環境とエネルギーに関する予算は、府と市で計約14億円あり、重複していた分野もあったが、新機構の設置で窓口を一本化し、より効率的な運営を目指す。

新規事業として、外部からの電力供給に頼らないシステムを導入する企業に対して最大2千万円まで補助する「エネルギー自立化対策事業」や、省エネなどに関する起業を促す「グリーンカンパニー育成事業」などを予定している。

5日に開かれた運営委員会では、府や市、関連の団体の代表者が出席。
新機構の代表に就任した服部重彦京都工業会会長は「オール京都で骨太の結果を出したい」と話した。

産経新聞より

投稿者 trim : 2012年07月06日 10:43