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2012年07月11日

クールシェア

広島県は今夏の節電を促進するため、電力需要のピーク時に、美術館や図書館などの公共施設や商業施設への外出を促す「ひろしまクールシェア」を実施する。

自宅の使用電力を控えてもらうのが狙いで、協力店を利用すれば特典も付く。

大飯原発(福井県)再稼働前に政府が決定した今夏の電力需給対策では、中国電力管内は最大使用電力を2010年夏比で5%以上の節電が求められ、県内では一般家庭で約4万キロワットの節電が必要と試算された。

県はこれを受けてクールシェアの取り組みを考案した。

実施期間は、梅雨明けが見込まれる23日~9月7日の平日午後1~同4時。
対象の公共施設を期間中に10回利用すれば、抽選でクオカードなどの贈呈を予定している。
百貨店や飲食店などの協力店では、店頭にクールシェアのステッカーを掲示し、県のホームページでも紹介。
利用した場合、何らかのサービスが受けられるよう検討している。

県は、この取り組みで約4,000キロワットの節電を目標に掲げる。
湯崎英彦知事は「ピーク時の使用電力を下げ、商業振興にもつながるのでは」と期待する。
問い合わせは県環境政策課(082・513・2911)。
【寺岡俊】

毎日新聞より

投稿者 trim : 2012年07月11日 16:24