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2012年09月20日

児童に工場復興紹介

公益財団法人古紙再生促進センター東北地区委員会(藤崎夏夫委員長)初の東日本大震災被災地復興支援事業は19日、南相馬市原町区の丸三製紙原町工場(野崎修社長)で行われた。

原町三小4年生が工場を見学し紙すきを体験したほか、南相馬市教委にコピー用紙2千ケース(A4 500万枚)が贈られた。

同センターは古紙回収、利用促進により環境、森林資源を守るため製紙35社、古紙直納問屋536社で構成する。

今回の事業では被災工場の復興ぶりを紹介、学校に東北地方で生産された再生コピー用紙を贈り、子どもたちを励ます。

贈呈式で三田計東北地区委員会副委員長が「3カ月休業したが多くの支援で工場が再開できた。見学することで復興する姿を見てほしい」とあいさつした。
佐藤清隆副委員長が青木紀男市教育長に市内22小中学校で使うコピー用紙の目録を贈った。桜井勝延市長がお礼を述べた。

児童44人が2班に分かれ、年28万トンの段ボール原紙を作る工場を見学、はがき大の紙すき体験を行って古紙再生、環境保護に理解を深めた。

支援事業は10月に宮城県石巻市、11月に青森県八戸市、12月にいわき市でも行われる。

福島民報より

投稿者 trim : 2012年09月20日 11:30