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2012年11月14日

永平寺と街づくり


森ビルはこのほど、曹洞宗の大本山・永平寺(福井県永平寺町)と街づくりのコンサルティングの受託契約を結んだ。

境内の森林環境を整備、防災にも配慮しながらにぎわいと趣のある門前町の整備を進める。

2016年3月をメドに街づくりの指針となる基本計画を策定する予定だ。

森ビルがコンサルティング業務を受託したのは、永平寺を中心とした「禅の里事業」。

森ビルはすでに杉の調査業務などに協力する形で参画しており、今後、街づくり全般に関与を深めながら協力を進めていく計画だ。

森ビルは愛宕グリーンヒルズ(東京・港)の開発プロジェクトで青松寺(東京・港)の開発プロジェクトで青松寺(同)と協力、街づくりを進めた実績がある。
歴史・文化施設を軸とした街づくりのノウハウを蓄積しており、今回のコンサルティング事業にも応用する。

永平寺は2010年に起こった強風による境内の杉の倒木や2011年の東日本大震災などを受け、森林管理や防災のありかたを見直すとともに、門前の再生も含めた街づくり事業に取り組み始めていた。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2012年11月14日 11:47