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2013年04月10日

「屋根貸し」

浜松市は9日、全国トップクラスの日照時間を生かして太陽光発電の導入を促進するため、民間事業者が太陽光発電設備を設置する場所として公立小中学校の 「屋根貸し」を実施すると発表した。

貸し出すのは15~20校程度。
合計出力は1メガワットになる見込みで、今秋の稼働を目指す。

屋根が400~千平方メートルで、耐震強度がある築40年以内の校舎を市が選定した。
期間はおおむね20年間。
事業者は再生可能エネルギー固定価格買取制度で売電し、市に屋根の使用料を支払う。
一般家庭約300世帯分の年間発電量をカバーする規模を想定している。

事業者は全国から募集する。
19日午後2時から、事業者説明会を市役所で開く。
発電事業の安定性や確実性を重点的に審査し、5月末に決定する予定。

太陽光発電設備は市内全小中学校155校のうち、既に26校の屋根に取り付けられ、2012年度の国の補正予算でさらに19校の設置が決まっている。
静岡県内では公共施設の屋根貸しによる発電は藤枝市に次いで2番目。
担当者は「子供たちの環境教育や地域活性化にも役立てたい」としている。

所定の申込書を17日までに電子メールかFAXで、市新エネルギー推進事業本部に送る。

アットエスより

投稿者 trim : 2013年04月10日 11:14