« スマートコミュニティ竣工 | メイン | 紙の願書を廃止 »

2013年04月15日

八重洲ブックセンター屋上で

鹿島は15日、グループ会社である八重洲ブックセンター(東京都中央区)本店屋上で、都市型の養蜂事業「B-Bee(ビービー)プロジェクト」を始めたと発表した。

鹿島の環境にやさしい都市づくりの一環。

採取したハチミツは、同店のカフェのメニューで提供する予定。

鹿島によると、東京駅前にある八重洲ブックセンター本店屋上にセイヨウミツバチ約2万匹を飼育。
ミツバチは東京駅に近い皇居や日比谷公園などの緑地からハチミツを運んでくる見通しで、年間で最大100キロ程度のハチミツを生産できる計画だという。

八重洲ブックセンターでは、店内にミツバチ関連の書籍コーナーを新設したり、養蜂の見学会を行ったりして、ミツバチを通じた各種展開を行い、集客を図る。
鹿島の山田順之・地球環境室次長は「都会でさまざまな生物が共生できるまちづくりを発信し、都会人が自然への関心を高めるきっかけになれば」と話す。

今回、鹿島グループが手がける都心部の養蜂プロジェクトは、約20年前にフランス・パリで始まったのが発祥とされ、欧米各国にも広がった。
日本国内では東京・銀座など首都圏中心に約70カ所で行われ、今回の事例は書店では国内初。

産経新聞より

投稿者 trim : 2013年04月15日 15:41