« 川崎国際環境技術展 | メイン | 藻類の産業化支援 »

2014年01月30日

「バイオマス産業都市」

宮城県南三陸町は国の支援で再生可能エネルギーのバイオマス燃料の産業化に取り組む「バイオマス産業都市」の指定に向けた事業構想をまとめた。

生ごみ、し尿を資源として発電を行うバイオガス事業と、間伐材などを活用する木質ペレット事業を展開する。町内で生産から利用までを一貫して行う。

国の指定を受ければ、町は新年度、バイオガス事業に着手する。


民間を事業主体に同町志津川下保呂毛に施設を建設し、来年3月の稼働を目指す。

バイオガス施設では生ごみなどの有機系廃棄物を加熱発酵処理。
メタンガスと液肥に分離して発電などを行う。

ペレット事業では製造工場を整備する計画で、2016年度の事業着手を見込む。
製造したペレットは町内の病院などでボイラーの燃料に使う方針だ。

構想ではバイオガスと木質ペレットを合わせ、約600世帯の暮らしを賄うエネルギーを生み出す。
生産される液肥は農地約70ヘクタール分の有機肥料に相当する。

事業費はバイオガスが4億円、ペレットが4億2,000万円で、施設建設費の半額を国が支援する。

南三陸町は震災復興計画に「エコタウンへの挑戦」を掲げており、28日の町議会全員協議会で事業構想を説明した。

佐藤仁町長は「バイオマス産業都市構想は町づくりの柱の一つ。南三陸ブランドの確立に大きく貢献する」と話した。

国はこれまで、国内8地域をバイオマス産業都市に選んでいる。
県内では東松島市が既に指定されている。

河北新報より

投稿者 trim : 2014年01月30日 10:50