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2005年09月21日

廃プラ容器、燃料に 産構審議会、再利用認める方針

産業構造審議会(経済産業相の諮問機関)の環境部会は20日、プラスチック容器の廃棄物を燃料として再利用することを認める方針を示した。
自治体からの回収が増えるなかで、素材などに再生する設備の能力が限界に達しているため。


素材としての再生を増やすための回収方法の見直しも含めて、年内をめどに報告書をまとめる。
市販の弁当や薬品など幅広い商品で使われるプラスチック容器は地方自治体が回収している。
回収後は業者が素材に再生したり鉄鋼メーカーが原材料に使ったりしているが、回収量の伸びに再生量が追いつかなくなる可能性が出てきている。
このため素材などとしてリサイクルできない場合に限り、燃料として使うことを認める方針だ。

一方で今後、素材に再生できる量を増やすため、自治体が消費者に示す回収区分の見直しを検討する。
不純物が混ざっていると素材に再生しにくいため、紙が付着したプラスチックは混入しないような消費者にわかりやすい分別方法を導入することを論議する。

日本経済新聞より

投稿者 Melody : 2005年09月21日 18:44