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2005年10月27日

制服をリサイクル(高島屋)

高島屋は女性販売員の制服のリサイクルを始める。
9月から新しい制服に切り替えたのを機に、使用済み制服の処理を繊維リサイクル業者のナカノ(横浜市)に委託、最終的に自動車の断熱材などに再利用する。
これまでは救援活動の民間団体に寄贈するなどしていた。
百貨店業界で制服をリサイクルのは珍しい。


リサイクルする制服は9月中旬までに使用していた春夏用と秋冬用の制服約7千人分で、重量換算で約22㌧。
秋冬用の制服は回収済みで、現在春夏用の制服を回収している。
回収費用やリサイクル委託費用を合わせると、高島屋の負担は約250万円になる見通し。
ナカノは制服を集め、自動車の断熱材や防音材の原料になる部位を選別し、メーカーなどに販売する。
高島屋は2002年秋、経済産業省と共同で、東京店で使用済みの紳士服を無料回収し、ナカノに再商品化を委託する実験をした。
その後同社は回収する店舗を順次拡大。
2005年は期間限定で東京店のほか横浜店、大阪店など計8店舗で合計約23,300着(約23㌧)の紳士服を回収した。同社は自社の制服もリサイクルすることで環境対応を打ち出す。

日経産業新聞より

投稿者 Melody : 2005年10月27日 17:28