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2005年11月11日

リサイクル普及に影(石原産業)

森永乳業は軽量化した宅配用牛乳瓶の導入を拡大する。
現在、四国、九州両地区で展開しているが、来春には中京地区にも広げる。
これで導入比率は同社の宅配用牛乳瓶の2割から4割に上昇する。
今後、早期に関東など他地域にも展開。輸送コストを低減するとともに、省資源化で環境への負荷を削減する。


導入を拡大するのは重さ130㌘の180㍉㍑瓶。
瓶の表面を樹脂コーティングすることで瓶の耐久性を高め、従来比で47%軽量化した。
瓶を回収して再利用できる回数は2倍の約60回に向上。
トラックの積載量を増やすことができるため、輸送効率も28%改善するという。
軽量瓶は、昨年4月に徳島工場、関係会社の熊本乳業の製造ラインを切り替えて導入した。
来春は中京工場に設備投資して生産体制を整える。
同社の宅配用牛乳事業の売上高は約300億円。

日経産業新聞より

投稿者 Melody : 2005年11月11日 17:26