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2006年08月19日

【京都府】両面コピー率、2倍に増加

京都府はこのほど、1999年度から府庁(京都市上京区)で取り組んできた環境負荷削減活動の実績を紹介する報告書「府庁環境マネジメントレポート」を作成した。

この6年間で両面コピー率が2倍近くに増加し、可燃廃棄物の排出量も約3割減る効果があった、としている。
府は、1999年11月に環境マネジメント規格「ISO14001」の認証を取得。▽公用自転車の利用▽使用済みポスターを使った名刺作成▽封筒の再利用▽コピーミスした用紙の活用-などのエコオフィス活動を展開してきた。


報告書によると、紙類については、両面コピー率が1999年度には23.5%だったが、2004年度には46%に上昇。ただし、コピー用紙購入枚数は「業務量が増加した」(企画環境部)ため、1999年度の約40,000枚から2004年度は約48,000枚に増えた。

また、電気使用量は昼休みの消灯や冷暖房の節電などを進めた結果、2003年度には360万㌔㍗時と4年前から約40万㌔㍗時減った。2004年度は「台風23号への対応業務が増えた」(同)ため381万㌔㍗に増えた。
可燃廃棄物は分別回収やリサイクルを進めた結果、2004年度の排出量は約60万㍑と、5年前に比べて約27万㍑減少している。

府は本年度からISOに頼らない独自の環境負荷削減活動に取り組んでおり、「これまでのノウハウを生かし、より効率的な業務を推進したい」(企画環境部)としている。

京都新聞より

投稿者 Melody : 2006年08月19日 12:48