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2006年12月21日

地熱使い超すと削減(ホクスイ設計コンサル)

北海道立工業試験場、北海道工業大と共同で、新たな融雪システムの実証実験を始めた。

地熱で温めた空気や下水管内の空気を地表に送風し雪を解かす仕組みで、運用コストは電熱などを使うロードヒーティングの1割~2割に減らせるという。
来年度にも実用化する計画だ。

稚内や北見、札幌など北海道の4市と青森市内の計7カ所でこの冬から実験を開始した。
駐車場や資材置き場などの焼く6~20平方㍍が対象。

冬でも10℃前後を保つ地熱や下水に着目し、地表をアスファルトでなく、砂利をコンクリートで固めた通気性の良いブロックで覆い、その下に埋めたプラスチックの箱などで空間を作る。
稚内の実験では、下水道管内の空気を送風機で地中の配管に通し、この空間に送り込む。
5~6℃の空気がブロックのすき間を地表に向って流れ、表面の雪を解かす。
北見では外気を地下約2㍍に埋めた長さ70㍍分の配管に循環して地熱で温める仕組みを試みる。
地表に出る際の空気は4~5℃になるという。

ロードヒーティングはアスファルトなどの道路の下に温水を循環させる配管や電熱線などを張り巡らせ、熱で融雪する。
ガスや電気を消費するため運用コストが大きい。
新システムは送風機の電気代は必要だが、燃料費を大幅に抑えられる。
夏場は外気より地熱の温度が低いため、冷房にも応用できるとみる。
実験は2月末まで。
雪の解け具合や耐久性を調べる。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2006年12月21日 14:37