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2007年01月18日

【北海道】資源の大切さを絵本で

就学前の子供たちに資源の大切さとリサイクルの考え方を知ってもらおうと、北海道は環境教育絵本「きっと また あえる」(A4判、32㌻)を発行した。

道内の全市町村と幼稚園、児童館、児童養護施設に計1,200冊を配布。
道環境政策課は「北海道の豊かな環境を守るには、幼いときから、ものを大切にする意識をはぐくむことが重要。積極的に使ってほしい」と話している。

札幌市在住のイラストレーター、阿部夕希子さんが絵、コピーライターの若原尚美さんが文を担当した。
幼稚園児の主人公「ななちゃん」が、読み飽きた「いるかの絵本」をゴミ箱に捨て、その夜の夢にイルカが登場。
イルカはななちゃんを森に案内し、絵本の紙の原料となる木が育つまで何十年も何百年もかかることを教えるというストーリー。

道は今後2年間で「地球環境」などをテーマに環境にかかわる絵本をさらに2種類作成し、全3部作とする考えだ。
市販はしないが、道内の全公立図書館に置くほか、必要に応じて道から貸し出しも行う。
道環境政策課のホームページで全文の入手も可能。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2007年01月18日 13:23