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2007年01月08日

環境関連融資を拡大(三菱東京UFJ)

三菱東京UFJ銀行が各地の地方銀行と手を組み、環境保護にかかわる融資に力を入れている。

リサイクル施設や風力発電などの建設に対する協調融資が主で、2006年度は地銀分を含め1,000億円台に乗る見通しだ。
環境関連の設備投資は資金需要増が見込めるほか、「銀行もうけすぎ」批判に対し、社会的責任を果たすことをアピールしたいとの思惑もあるようだ。

先月、七十七、鹿児島、山形など7地銀と環境関連融資で包括的に協力する協定を交わした。
今月中にはこれに別の3地銀が加わる見通しだ。
地銀がリサイクル施設など融資案件を発掘し、三菱東京UFJ銀が審査ノウハウを提供する。

コンビニの売れ残り弁当を家畜飼料にリサイクルする施設建設向け融資の場合、弁当の回収可能量や飼料の売れ行き見積もりなどの審査が要るが、前例が少なく地銀には限界がある。
三菱東京UFJ銀は一昨年に新設した「環境融資室」にノウハウの蓄積がある。

同行で手がけた環境関連融資は2005年度が約30件、2006年度は約80件の見込み。
協調融資の総額も2005年度の550億円から2006年度は、ほぼ倍増の1,000億円の見通しだ。

朝日新聞より

投稿者 trim : 2007年01月08日 17:15