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2007年01月09日

【国交省】舞鶴港がリサイクルポートに

舞鶴港(京都府舞鶴市)がこのほど、国土交通省の「リサイクルポート」(総合静脈物流拠点港)に指定された。

リサイクル関連施設を充実させて港を核に循環資源の物流拠点を築く制度で、府や舞鶴市は連携してリサイクル事業を扱う企業誘致に励み、港の振興や地域活性化を取り組む。

同ポートの指定を受けると、リサイクル産業の新規立地促進や民間事業者のリサイクル施設設備に対する融資、港湾の整備支援-などの優遇措置を国から受けることができる。
環境に優しく、低コストの海上輸送を生かして各拠点を結び、リサイクル処理コストの低減や循環型社会を目指す。

舞鶴港は、すでに金属スクラップや古紙の再利用事業を行っており、今後、ペットボトルや石炭灰を中心に取扱品目の増やしていくという。
今回、能代港(秋田県能代市)、三島川之江港(愛媛県四国中央市)とともに指定され、リサイクルポートは全国で21港になった。
府港湾課は「リサイクル産業の立地が進めば、府北部全体の地域振興につながる」と期待を寄せ、舞鶴市産業振興室も「市の活性化につながるよう、リサイクル企業の誘致に励みたい」としている。

昨年の舞鶴港の貨物取り扱い総量は約924万㌧。
うち金属スクラップや古紙などのリサイクル資源は計約1万4,600㌧だった。

京都新聞より

投稿者 trim : 2007年01月09日 09:36