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2007年03月02日

フェロシルト搬入「ダメ」(環境を考える会)

石原産業(大阪市)が三重県・四日市工場で製造した産業廃棄物「フェロシルト」が豊橋市内の産廃処理場で中間処理される計画について、地元住民らでつくる豊橋南部の環境を考える会(豊橋市東細谷町、杉浦正孝代表)は1日、市役所を訪れ、早川勝市長に対し「断固反対してほしい」と要望、続いて杉浦代表と坂口のり子副代表が記者会見した。

豊橋市内でフェロシルトを受け入れる産廃企業は「ミダック」(本社・浜松市)の豊橋中間処理施設。
東細谷町地内にあり、中間処理施設設置に関する環境保全協定を周辺の原町、豊清町、中原町の3町と結んでいる。

説明を総合すると、企業から豊橋市に対し今月11日、フェロシルトを運び込み、六価クロムを酸化クロムに無害化する中間処理を行う計画を伝えてきた。

これに対し、市は自粛とともに自社内で処理するよう要望したが、先月16日付で、計画変更しない旨を伝えてきた。
同会は関連グループのネットワークを通してこの事実を把握。
急いで、市に対し、反対の立場を明確に打ち出すように求めた。

要望では、
①石原産業が自社工場内で処理すべきだ
②豊橋市までの搬入過程で放射能汚染が心配だ
―などを訴えている。
2日付で同社および三重県に対し、同趣旨の要望を行うという。

ミダックは2日午後7時から、同社事務所で3町住民代表らに説明会を開く。

東海日日新聞より

投稿者 trim : 2007年03月02日 10:01