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2007年04月10日

2月の環境装置受注額85%増

日本産業機械工業会が9日に発表した2007年2月の環境装置受注額は890億9,200万円となり、前年同月比で85.5%増えた。

5カ月連続のプラス。
堅調な民需や、官公需がやや持ち直していることに加え、海外で大型の受注があり、大幅な増加につながった。

民需は同比10.0%増加し、123億2,600万円。
11カ月プラスが続いている。
製造業では、繊維、紙・パルプ産業向けに排煙脱硫装置、機械メーカー向けに産業排水処理装置が好調だった。
一方で非製造業は、電力向けの排煙脱硫装置などが落ち込み、マイナスに転じた。

官公需は同比で20.4%増の412億6,900万円。
下水汚水、し尿処理装置や水質汚濁防止装置関連機器が伸びた。

輸出は354億9,700万円。
同比約14倍の大幅増で、2カ月連続のプラス。
欧州で廃棄物処理の大型受注があり、振動防止装置も増えた。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2007年04月10日 15:30