« 【総務省】IT購入の環境手引書公表 | メイン | 2月の環境装置受注額85%増 »

2007年04月09日

従業員が個人の「持続可能性目標」を設定(ウォルマート)

ウォルマートはこのほど、従業員による自主的な取り組み「パーソナル・サステナビリティ・プロジェクト」を全米の店舗で実施すると発表した。

環境に配慮した製品を使う、健康に良い食べ物を選ぶ、地域のボランティア活動に参加するなど、各従業員が持続可能性に関する個人目標を設定し、目標達成に向けて活動する。
米国の一部地域の店舗で試行的に実施してきたものを今月から全米に拡大する。

同プロジェクトは、持続可能性の概念を日常生活に取り入れるため、ウォルマートの従業員が開始したもの。
2006年は130店舗で試行した。
2007年には、全米130万人の従業員が同プロジェクトについて学び、各自の目標を設定する。
ウォルマートは従業員に対して、家族や同僚、顧客、地元コミュニティにも持続可能性の考え方を伝えることを推奨している。

2006年にプロジェクトを試行した店舗では、従業員2万人が個人の持続可能性目標を設定した。
このうち300人以上が喫煙を止め、一部の店舗ではリサイクルセンターを設置した。
プロジェクトに参加した従業員の減量効果が計1㌧に上るという成果もあった。

ウォルマートは将来、米国以外の店舗にもこの取り組みを拡大していく予定だ。

日経エコロジーより

投稿者 trim : 2007年04月09日 16:35