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2007年07月18日

メダカ、商店街にホームステイ(アオイ通り3丁目商店街)

京都府福知山市内の商店街の店先に、由良川のメダカを置く店が増えている。

アオイ通り3丁目商店街「夕姫まつり」に合わせて、買い物をした市民に飼育セットをプレゼントする企画の一環。
生活の中から由良川の環境を考えてもらおうとの初めての試みで、参加者が増えてメダカが足りなくなるほどの人気。
メダカのネットワークが、商店街を超えて広がっている。

企画したのは、同商店街の女性グループ「レモングラス」(池田佳代子代表)。
メダカには店に一時滞在してもらうことから、「メダカのホームステイin商店街」と名付けた。
まつり当日の28日、メダカのいる店で7月20日から28日までの間のレシート合計3,000円以上で、5匹ほどのメダカを飼育するセットを贈る。

池田さんらは、山間部の同市長尾の池「メダカの学校」で由良川のメダカを育てるまちづくりグループから数100匹を譲り受け、ホームステイ先を募集。
府と市の助成も受け、今月から一口3,000円で、メダカと鉢と赤玉土、水草の飼育セットを協力店舗に配布。
現在、同商店街のほか、福知山駅南や温泉施設、綾部市内まで32店舗に輪が広がった。

協賛店では店先に鉢を置いており、悠々と泳ぐメダカに買い物客も興味を寄せ、反応は上々。
好評のためメダカが足らず、メダカも募集しているという。
池田さんは「由良川には珍しいメダカもいると聞いた。身近なのに実は知らないことも多い。故郷・由良川やその環境を知るきっかけにしてほしい」と話している。
秋には、メダカの勉強会や越冬講習会なども開く計画だ。

京都新聞より

投稿者 trim : 2007年07月18日 22:20