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2007年08月06日

世界の高校生が環境語る

京都市と姉妹都市の9都市の高校生が環境問題について話し合う「国際青少年みらい環境会議」が5日、京都市左京区の国際交流会館で開かれ、ごみの分別や、リサイクル製品の利用など、学校や家庭での取り組みについて、意見を交換した。

地球温暖化防止京都会議(COP3)の開催10周年と、京都市の姉妹都市との交流事業が来年で50周年を迎えるのを記念し、市と京都洛中ロータリークラブが開いた。

会議には、パリ、ボストン、ケルン、フィレンツェ、キエフ、西安、グアダラハラ、ザグレブ、プラハの各市から高校生2人ずつと、京都市立高校に通う生徒約60人が参加した。

環境問題への取り組みについての発表では、「米国は世界一の汚染源であり、この会議の米国代表としてわびたい。環境改善のためには何でもしたい」(ボストン)、「高校では、ごみの分別や、クーラーの設定温度の高めの調整、印刷物の両面使用に取り組んでいる」(京都市)などの報告があった。

会議の運営委員長を務めた堀川高2年の増田晴香さん(17)は「各国の高校生は、環境問題を技術面からとらえたり、意識の問題として考えていたりした。視点の違いが分かりよかった」と話していた。

京都新聞より

投稿者 trim : 2007年08月06日 10:40