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2008年02月08日

卵とご飯 混ぜてエコチャーハン(東京ガス)

チャーハンを作る時、生卵とご飯を合わせてからいためると、別々に炒めるのに比べて二酸化炭素の排出量を4分の1削減できる。
東京ガスの調査で、こんな結果がでた。

2006年4月から7月に東京家政大とともに、日常の献立によく登場するメニューについて、調理方法でどの程度CO2を減らすことができるかを実験した。

チャーハンでは、卵とご飯の炒め方を比較。
別々に炒める方法に比べ、卵とご飯を先に混ぜ合わせて炒める方法はCO2の排出量が約25%少なかった。
ご飯のべたつきも少なくパラパラに仕上がったという。
卵を炒め次にご飯を炒める方法は、別々に炒める方法に比べ約6%の削減だった。

サケの切り身のたれ焼では、グリルとフライパンを比較。
グリルの方が熱伝導が良いためCO2が19%少なかった。

ホウレンソウのお浸しは、ゆでる水の量についてホウレンソウの重さの3倍と8倍で比べたところ、3倍量の水の方が31%少なかった。

みそ汁は、だしの煮干しのはらわたと頭をとり半分に裂いた場合と、はらわただけ取り粉末にした場合を比較。
粉末が38%少なかった。

担当した東京ガス「食」情報センターの三神彩子さんは「火加減、水の量、ふたをするしないなど、調理の際ちょっとした点を意識するだけで、CO2を抑えることができる」と話している。

朝日新聞より

投稿者 trim : 2008年02月08日 13:47