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2008年03月05日

【沖縄県】県内エコファーマー認定 例年の倍

沖縄県は3日、(1)堆肥(たいひ)などによる土づくり(2)減化学肥料(3)減化学合成農薬―の3点に力を入れ、環境にやさしく持続性の高い農業生産方式に取り組む「エコファーマー」の県内での本年度の新規認定が115件に達し、1999年の創設以来初めて100件を超えたと発表した。

例年に比べ約2倍の件数となっている。
JAなどの組織的な取り組みの強化が認定件数増加の要因とみられる。
本年度は宮古地区からも初の認定があり、本島、宮古、八重山の全地区でエコファーマーが誕生。
県内での普及が加速している。

エコファーマーは農家が提出する5カ年計画を基に県が認定。
認定条件は、化学肥料や化学合成農薬の使用量を慣行レベルに比べ3割削減することなど。

認定でエコファーマーであることを証明するシールを商品に張ることができ、環境に配慮した農業経営や、化学合成農薬や化学肥料の使用が少ないことを消費者にアピールできる。
2007年10月末現在、県内に238人。

県南部農業改良普及センターは3年前、エコファーマーの拡大のためにJAおきなわ具志頭支店野菜部会のピーマン農家に対して勉強会を始めた。
既に約60人の部会員のほぼすべてがエコファーマー認定を受けたといい、南城市や那覇市の団体にも勉強会を開いている。

同センターの島川泰英主任技師は「認定は安心・安全を求める時代の流れに農家が応えようという一面も持つ。今後も活動を広げたい」と話した。

琉球新聞より

投稿者 trim : 2008年03月05日 12:01