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2008年04月10日

木製水車で発電の電力生かせ(仏主水と緑を守る会)

京都府京丹波町仏主(ほどす)の住民グループ「仏主水と緑を守る会」(田井進代表)が、集落を流れる上和知川のほとりにある木製水車(直径約3㍍)で発電した電力を、獣害防護電気柵の電源に活用しようと、システムの開発に取り組んでいる。

田井代表は「電気柵以外にも街灯や、売電に活用できれば」と話している。
仏主地区には昔ながらの農村景観を形成する目的で、2005年に旧和知町により水車小屋が設けられた。
以後、住民たちが水車小屋で地元産米を精米し、「水車米」ブランドで販売する一方で、精米以外の利用法を探っていた。


田井代表らは、稲や野菜への野生動物による食害防止のため、農繁期(4~11月)に田畑の周囲に設置する電気柵の電力消費を少しでも減らし、環境保全につながればと水車による発電を計画。
一昨年から水車の改良に取り組んできた。

水車本体の軸受けや、軸の回転を上げる鉄製シャフト、布製ベルトの改良を重ね、摩擦などによる回転ロスを低減することに成功。
水の流れで1分間当たり約10回転する水車の元軸から、大きさの異なる回転板を付けた5本のシャフトを経由させ、最終軸が毎分600~700回転まで上がるようになった、という。

発電機は、廃棄された家庭用エンジン付き発電機の発電装置をリサイクルして使う。
100ボルトで約500㍗の電力を発生させ、変圧器を経て電気柵に送電する計画だ。

今月中旬に発電装置を水車小屋に設置、現在、集落で使っている電気柵(周囲約500㍍)で試験を行った後、野生動物の活動が活発化する来月から本格運用する予定という。
田井代表は「水車は24時間365日、回すことができるので、ゆくゆくは余った電気を電力会社に販売したい」と意気込みを見せている。

京都新聞より

投稿者 trim : 2008年04月10日 12:45