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2008年05月09日

茶殻を配合したリサイクル名刺(伊藤園)

伊藤園は8日、茶系飲料の製造過程で排出された茶殻を配合したリサイクル名刺を採用すると発表した。

約5,000人の全社員が対象で、5月以降に新たに発注する分から新タイプの名刺に切り替える。
これにより年間15㌔㌘の紙使用量の削減につながるとしている。

茶殻配合の名刺を使うのは大手食品メーカーで初めて。
緑茶飲料で首位の伊藤園は年間4万㌧の茶殻を排出しており、これまで活用方法が限られていたが、近年はその抗菌・消臭効果が見直されており、同社は茶殻を使ったタタミや紙袋などを開発してきた。

製造コストは従来の名刺とほとんど変わらないという。
同社では環境保護につながるとみているほか、「名刺交換の際の話題作りになれば」と期待している。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2008年05月09日 10:00