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2008年05月17日

ヘチマオーナー、環境に貢献(佐世保市亜熱帯動植物園)

長崎県佐世保市船越町の市亜熱帯動植物園(江頭光則園長)で今月、ヘチマを育てながら環境について考えてもらう新事業「ヘチマ育ててエコを感じて」がスタートした。

ヘチマは、熱帯アジア原産のウリ科のツル性植物。
棒などに巻き付き、よく繁茂することから、日本では古くから夏場に縁側などで育てて日陰を作る緑陰植物として重宝されてきた。
また、繊維質の実を乾燥させればヘチマたわしも作れることから、同園の市民サポーター団体「サザンボス」が中心となって「夏場には涼しさを提供し、秋には生活用品として活用できるヘチマを通し、楽しみながら環境問題に目を向けてほしい」と企画した。

ヘチマのオーナーになるための費用は1人100円(入園料は別途必要)。
11日には、申し込んだ市民ら約15人が、同園内のプランターへの苗植えに挑戦。
参加した小学生たちは「本当にたわしになるのかな」「早く大きくなってほしい」などと興味津々で土をかけていた。
順調に育てば、9月に収穫祭、10月にたわし作りを行う予定。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2008年05月17日 18:28