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2009年05月12日

夏は快適「緑のカーテン」

自作の「緑のカーテン」で真夏にひんやり気分を味わってみませんか?

5月はゴーヤーやアサガオなど「緑のカーテン」になる植物を育て始める絶好の季節。

地球環境に優しいエコロジー効果もあり、今春からは初心者向けセットの販売を始めた園芸店も現れるなど注目を集めている。


早速、夏支度に向けてNPO法人「緑のカーテン応援団」(東京都、鈴木雄二理事長)に作り方を解説してもらった。(柳原一哉)

一昔前はすだれを立てかけ、夏の日差しを遮って暑さをしのぐ生活の知恵があった。
しかし、現代ではエアコンの各家庭への普及で都心部の気温が高まる「ヒートアイランド現象」を招き、地球温暖化の遠因にもなっている。
こうした問題意識を背景に、同応援団は「生きた植物の力を利用し、夏を快適に過ごす方法として緑のカーテン作りをしよう」と呼びかける。

緑のカーテンとは、ゴーヤーやアサガオ、ヘチマなどのようにツルが伸びる植物をネットに絡ませながらカーテン状に育てる。

それをすだれのように立てかけて直射日光を防ぐと、コンクリート壁が熱くなってなかなか冷めない「蓄熱」現象を抑止できる。
電力を使うエアコンに頼らなくて済むほか、葉が水分を蒸発させる「蒸散作用」で周囲が涼しくなる効果もある。

同応援団が温度分布を色別で見られるカメラを用いて日光の当たる場所と日陰を比べると、床の表面温度は10度近くも差があり、効果抜群だった。
何より植物は二酸化炭素を吸収するから、「何か環境に良いことをしたい」というエコロジー派にぴったりだ。

緑のカーテンは初心者でも簡単に育てることができる。
同応援団編著『緑のカーテンの育て方・楽しみ方』(創森社)によると、鉢底石を敷いたプランターを用意し、市販の用土、肥料を入れる。
この季節ならアサガオでもゴーヤーでも苗から育てると確実という。

次に支柱を立ててネットを張り、伸びてきたツルを誘引して結束バンドで止める。
追加で肥料を与えることも忘れずに。
アサガオは8月には花を咲かせ、ゴーヤーは7月にも実を収穫できるという。

同応援団メンバーで、東京都練馬区に住む公務員夫婦は自宅バルコニーで、毎年のようにゴーヤーのカーテンを飾り、「夏を快適に過ごしている」と話す。

サカタのタネ(横浜市)では4月下旬から、直営店のガーデンセンター(同市)で「グリーンカーテンはじめてセット」の販売を開始した。
▽プランター
▽培養土
▽肥料
▽支柱3本
▽ネット(1.8㍍四方)
――の5点セットで、別売りの苗を植えればその日からすぐに育てられる。

「定番のアサガオ、ゴーヤーのほか、ヘチマやヒョウタン、エンドウ、インゲン、フウセンカズラなどの苗を2~3株植えるといい」と担当者の山口健一さん。
「強健なゴーヤーなどは1日にツルが10㌢も伸びるので、子供と一緒に観察しながら育ててみると楽しいでしょう」と勧める。


産経新聞より

投稿者 trim : 2009年05月12日 10:16