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2009年05月28日

「プチプチ」エコ原料で

川上産業(名古屋市、川上肇社長)は2011年をめどに、サトウキビ由来の樹脂を使った気泡緩衝材の「プチプチ」を売り出す。

サトウキビ由来のポリエチレンを使う。
二酸化炭素(CO2)の排出量削減が狙い。

生産にかかわる総合的な排出量を石油由来製品と比べると、原料1㌔㌘当たり4~5㌔の削減効果があるという。

ブラジルの化学大手ブラスケン社が試作中の素材を購入し、独自に加工して製品化する。
新素材に合うように成型加工時の温度管理や製造ラインのスピードを調整。

植物由来の原料を使うと割高となるが、従来の石油由来の原料と混ぜてコストも従来製品並みに抑える意向だ。

川上産業の気泡緩衝材の売上高は100億円。

使用するポリエチレンは約2万㌧。
まず数%切り替えて順次拡大する方針。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2009年05月28日 15:39