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2009年07月17日

BDF、ごみ収集車の燃料に


岩手県花巻市は16日、家庭から出る廃食油を精製したバイオディーゼル(BDF)燃料をごみ収集車に利用し始めた。

同市矢沢の市清掃センターであった給油式では、大石満雄市長がごみ収集車にBDF燃料を給油し、車体に啓発用ステッカーを張ってPRした。

環境対策の一環として、市が同市東和町の知的障害者通所授産施設「まほろば福祉作業所」(大菅喜久男所長)に回収・精製を委託した。

精製BDFを引き取り、ごみ収集車に使用する。


作業所では年間約1,200㍑の廃食油から約1,080㍑の精製を見込んでいる。

市役所本庁舎や3総合支所、各振興センター計31カ所に回収ボックスが置かれ、市民は指定の日時にふたのできる容器に入れて出す。

回収は6~12月の1カ月おきに1回を予定している。

市生活環境課の担当者は「ごみを減らせるとともに、(工賃アップなど)授産施設への支援にもつながる」と話している。


毎日新聞より

投稿者 trim : 2009年07月17日 14:02