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2009年12月11日

エコプロダクツ2009開幕

環境配慮型の製品やサービスを集めた国内最大規模の展示会「エコプロダクツ2009」が10日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。

721社・団体が出展。

企業展示では電機大手の太陽電池関連製品、電気自動車など各社のエコカーが並び生物多様性保全を紹介する展示も目立った。


太陽電池関連では、
三洋電機の屋根に設置した太陽電池で電動自転車の充電を行なう駐輪場、
シャープの太陽電池付き携帯電話や太陽電池と省エネ機器を組み合わせた低炭素住宅の施工プランなどが来場者の関心を集めた。

オムロンが同日発表したエネルギー消費の削減余地を自動判定するシステムといった企業などの省エネを支援する製品も目を引いた。

自動車産業のブースでは、
トヨタ自動車のプラグイン・ハイブリッド車、
三菱自動車や日産自動車の電気自動車が並んだ。

環境省も生物多様性の概念を説明する専用ブースを設け、来秋開催予定の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)など紹介。
NECなど自社の生物多様性保全の取り組みをアピールする企業も多かった。

同日の記念シンポジウムでは三菱総合研究所の小宮山宏理事長が基調講演し、「国内温暖化ガス排出量削減には、(エネルギー消費のムダが多い)家庭やオフィスの省エネ化が欠かせない」と強調した。

エコプロダクツ2009は、産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催。
12日までの3日間開催される。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2009年12月11日 17:18