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2010年02月13日

史上最多82カ国・地域が参加

カナダで22年ぶりとなる雪と氷の祭典、第21回冬季五輪バンクーバー大会は12日(日本時間13日)、バンクーバー市内のドーム競技場、BCプレースで史上初となる屋内での開会式を行い、開幕。

大会には史上最多の82カ国・地域から選手約2,600人が参加し、7競技、史上最多の86種目で熱戦が繰り広げられる。

他民族国家カナダでの五輪は1976年モントリオール夏季大会、88年カルガリー冬季大会に続いて3度目。


開会式では、4つの先住民グループの代表が登 場し、舞踏など独自の文化を紹介、多様性をアピールする。
入場行進は五輪発祥国のギリシャを先頭に、日本はアルファベット順で43番目。
5度目の五輪出場となるスピードスケート女子の38歳、岡崎朋美(富士急)が旗手を務め、先導。
韓国、北朝鮮による合同行進は2年前の北京五輪に続き実現しなかった。
最後に登場するカナダは、自国開催で初となる悲願の金メダル獲得に挑む。

大会組織委員会のジョン・ファーロング最高経営責任者(CEO)、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長がスピーチし、カナダのミカエル・ジャン総督が開会宣言。
「環境に配慮した五輪」を掲げ、五輪開催で排出される約30万トンの温室効果ガスを相殺して「カーボンニュートラル(排出量実質ゼロ)」を目指す。

12日午前には開会式に先立ってノルディックスキー・ジャンプのノーマルヒル予選を行い、日本勢は伊東大貴、栃本翔平(以上雪印)、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)の4人全員が13日の本戦に進んだ。【バンクーバー 金子昌世】


産経新聞より

投稿者 trim : 2010年02月13日 16:53