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2010年04月20日

ペットボトルキャップ収集

環境保護や途上国の子どもたちの支援を目的に、作新学院(宇都宮市一の沢1)が進めているペットボトルキャップの収集運動の目標達成報告会が16日、同学院で行われた。

作新学院の創立125周年を記念した情操教育事業、「作新力」プロジェクトの第1弾として2008年5月からスタート。

創立年数にちなみ、キャップ125万個の収集を目標に、同学院の幼稚園~高等部の生徒や教職員、保護者らが地道に運動を続けてきた。

同学院によると、キャップ800個をごみとして焼却すると、約6.3㌔㌘の二酸化炭素が発生するが同数のキャップをリサイクル業者に売却した場合、20円で引き取ってもらえるという。

同学院では二酸化炭素の発生抑制と同時に売却益をポリオワクチン(1本20円)の購入費に充て、発展途上国の子どもたちの命を救うことを目指している。

目標の125万個は8日に達成。
16日現在、集めたキャップの数は計約135万個になり、10,618㌔㌘の二酸化炭素の削減につながり、ポリオワクチンも1,685人に届けることが可能になった。

報告会で運動発案者の船田恵院長代理は「ここまで達成できたという自信を大切にしてほしい」と話した。
中等部生徒会長の中野友寛さん(14)は「1㌢ほどのキャップに大きな力を発揮してもらえるよう力を合わせたい」と今後に意欲を見せた。
【岩壁峻】


毎日新聞より

投稿者 trim : 2010年04月20日 13:25