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2010年09月01日

メダカのすむ水田作り

メダカがすめる安全な水田で作った米を消費者に―

福知山市岩間で、地元営農組合長の吉良さんが「メダカと共生する米作り」を実践している。
まず自身で取り組み、成果を紹介しながら「地域全体に広げていきたい」と意欲を燃やす。

自宅の水槽でメダカを飼育していた営農組合員が、昨年7月に近くの水田へメダカを放したところ、秋には大量に増えていた。

「これはおもしろい」とひらめいた、吉良さん。
自身でも自宅で飼育して今年6月に水田へ放した。


田んぼは20㌃と30㌃の2枚。
農道を挟んで並んでいて、コンクリート製の農業用水路とは別に、田の周囲に溝を切って水路を作った。
山からきれいな水が流れてくることもあって、メダカは今年も大量に増え、何匹いるかは見当も付かない。
田に人が近づくと、驚いたメダカの群れの動きで水路が波打つほどになっている。

ほかにタニシやイモリ、タガメなどいろんな水生生物がいて、豊かな土壌ときれいな水、安心できる栽培方法が多様な生き物のゆりかごになっていることを示している。

農業指導機関に問い合わせたところ、府内ではまだメダカ米に取り組んでいる地域は無く、吉良さんは「岩間をメダカ米の里にできたら」と夢を膨らませている。

あと4、5日で田の水を落として稲刈りをするが、周囲の水路は残してメダカたちの生育環境を維持。
10月にはメダカをすくってもらうイベントも考えている。


両丹日日新聞より

投稿者 trim : 2010年09月01日 21:20