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2011年01月12日

犬と私の5つの約束

茨城県古河市は11日、飼い犬の“住民票”となる写真入りの愛犬カード「WANCA(ワンカ)」の交付を開始した。

1月11日の「ワンワンワン」にちなんだ初日は約60件の申し込みがあり、「思ったより好評なスタート」と同市生活環境課。

ペットブームで犬を飼う人は増えているが、それに伴い道路や庭先、公園などに放置されるフン公害の苦情も年々増加しており、同市は改めて飼い主のマナー向上を狙っている。


カードは申請書類の「愛犬へのお約束宣言」に署名した飼い主に対して発行される。
5項目の約束事は、犬の登録や狂犬病予防接種の実行、散歩中のフンの処理などで、最終項目は「愛犬の旅立ちまで一緒」。
途中で飼育を放棄することがないよう生涯のパートナーとしての自覚を促している。

カード裏面には登録番号や犬種、性別、飼い主の氏名、電話番号などを記入。
専用ケースを使えば、愛犬が首輪に常時携帯でき、万が一、迷い犬となった場合でも飼い主との速やかな連絡がつけられる仕組みだ。

同課によると、東京都板橋区の「犬の住民票」をモデルにした取り組みで、「愛犬カードの発行は全国的にみても珍しい試み」という。

同課は「これまできちんとマナーを守ってきた愛犬家のためにもより多くの飼い主に“愛犬の約束”に参加してほしい」と呼びかけている。
発行費用は無料。
【田中千裕】


産経新聞より

投稿者 trim : 2011年01月12日 18:55