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2011年04月08日

生ごみ分別収集開始

静岡県藤枝市は4月から、生ごみの分別収集を一部の地域で始めた。

7日までに収集を2度行い、計400㌔集まる好調な滑り出しという。

県内の自治体で生ごみの分別収集を行うのは同市が初めてだという。

回収した生ごみは民間の処理施設で堆肥(たいひ)にして販売する。


同市環境政策課によると、市内では現在、ごみを21種類に分別して回収している。
燃えるごみは同市高柳にある清掃工場で焼却処分しているが、老朽化が進んでいる。
建設を検討している新工場では焼却量を現行より減らしたいと考え、生ごみについても分別収集を導入することにしたという。

この分別収集を行っているのは藤岡4丁目町内会=米満忠良会長(67)=の247戸。

同市が各家庭に配布した密封性の高いフタと内ざるがついたバケツ(容量11㍑)に生ごみをためる。
週2回、燃えるごみの収集日の午前6~8時まで、7カ所の集積所に置いてある回収容器(容量70㍑)に移し替える。

米満会長は「手間はさほどかからない。環境を考えれば、とてもいい取り組みだと思う」と話した。
同市は年度内に約800戸で分別を実施する予定で、今後5年間で5,000戸に対象を広げたい考えだという。
【小玉沙織】

毎日新聞より

投稿者 trim : 2011年04月08日 11:00