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2011年06月07日

夏休みキャンプ大人気

福島第1原発事故で、屋外活動を制限されている県内の小中学生に野山で元気に遊んでもらおうと、NPO関係者らが夏休みに北海道でのサマーキャンプ(林間学校)を計画している。

6日からホームページで参加者を募ったところ、定員200人が予約開始30分で埋まる人気ぶり。

実行委員会は2次募集も視野に、活動資金の協力を呼び掛けている。

林間学校の実行委は北海道と県内のNPO関係者らで構成。
7月25日~8月30日、北海道南部の大沼国定公園(七飯町)を拠点に活動する。
同町の函館大沼プリンスホテルに宿泊しながら、山歩きや農業、渓流釣りや星の観察など自然体験を楽しみ、学生ボランティアによる夏休みの宿題指導や補習授業も予定。
農家や漁師の家にホームステイも計画中だ。

応募した保護者からは「子供を外で思い切り遊ばせてやれる環境が見つかってよかった」と、歓迎の声が寄せられているという。

200人の応募は即日で締め切られたが、実行委は2次募集も検討している。
だが、2,500万円が目標の支援金は178万円しか集まっていないといい、NPO「ねおす」(札幌市)の宮本英樹理事は「理念に賛同してくれる人は、ぜひ資金援助してほしい」と話している。

参加は1週間単位で最大5週間滞在でき、費用は期間にかかわらず子供1人3万円。
支援金などを受け付けるホームページは「ふくしまキッズ夏季林間学校」問い合わせは現地本部(0138・67・3777)。
【田中裕之】

毎日新聞より

投稿者 trim : 2011年06月07日 12:22