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2011年06月08日

リニア中間駅は1県1駅

JR東海は7日、2027年に開業予定のリニア中央新幹線(東京-名古屋)について、東京、愛知を除く沿線の4県に設置する中間駅の計画案を発表した。

今後、自治体などと協議を進めるが、JR東海は中間駅建設費は全額自治体負担を求めており、交渉は難航が予想される。

同社は1県1駅ずつの中間駅整備を予定している。

沿線となるのは4県。
このうち神奈川県では相模原市、山梨県では甲府市、中央市、昭和町にかかる地域、岐阜県では中津川市を有力候補地とした。
長野県については、当初は県南部の高森町周辺が候補地とみられていたが、今後県側の意見を聞きながら詰めることにした。
発着駅については、東京がJR品川駅、愛知がJR名古屋駅と正式に決めた。

建設の前段階となる環境影響評価(アセスメント)には年内にも着手する方針で、中間駅設置を巡る自治体との調整を早期にとりまとめたい考えだ。


ただ、整備には地上駅で350億円、地下駅で2,200億円もの費用が必要で、JR東海側は全額自治体負担の姿勢を打ち出している。

計画案に示された候補地では、在来線との接続が難しいとの見方もあり、自治体との調整は難航が予想される。
リニア新幹線は、最高時速505㌔で品川-名古屋間を約40分、品川-大阪間を約67分で結ぶ計画。

フジサンケイ ビジネスアイより

投稿者 trim : 2011年06月08日 10:05