« 緑の「エコドアラ」登場! | メイン | 工芸品と昆虫を比較展示 »

2011年08月18日

廃食用油の資源化へ

神奈川県秦野市は廃食用油の資源化を目指し、9月から月1回、ステーション収集を開始する。

これまでは紙や布に染み込ませたものを可燃ごみとして収集、処分するのが基本だったが、今後はディーゼル燃料や配合飼料などにリサイクルする。

同市ではこれまで、可燃ごみとして集めるほか、市民が公民館などに持参したものを定期的に処理業者が回収していた。

2,000年の収集量は3,921リットルだったが、昨年は4,680リットルとほぼ横ばい。
市民などからは「処理に困っている」との声が寄せられていた。

このため、月1回の「不燃せん定枝の日」に、ペットボトルなどの容器にふたを閉めた状態で収集場所に出してもらい、回収することにした。

廃食用油は業者が回収、処理し、ディーゼル燃料や配合飼料、塗料、せっけんなどにする。
業者の引き取り価格は1リットル10円を見込んでいる。

同市では、収集開始を前に市内全域で説明会などを実施しているが、収集量は大幅に増え年間約60~70トンに上ると推計しており、「資源の有効利用と環境保全に協力してほしい」と望んでいる。

カナロコより

投稿者 trim : 2011年08月18日 11:30