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2011年09月07日

真珠貝の粉末

紙容器製造の太平紙器(愛媛県四国中央市、大平学社長)は、間伐材の木くずに真珠貝(アコヤ貝)の貝殻の粉末などを混ぜて製造した新素材を使ったトレーやコースター、ペンケースなどを発売した。

クッション性や耐水性に優れるほか、アコヤ貝貝殻による抗菌効果もあるという。

ホームセンターや雑貨卸のほか、飲食店・ホテルなどにも業務用として売り込む。

新素材は同社が開発した「nasow(ナソウ)」で、国産のスギとヒノキの間伐材の木くず50%に、天然ゴム40%、アコヤ貝の貝殻の粉末10%を混ぜて生成した。

ゴムを入れることで耐久性や滑り止め効果も見込める。

商品のシリーズも素材名と同じ「nasow」で、コースター、ランチョンマット、トレー、ペンケース、ブックカバーの5種類。

価格はトレー(小)の350円から、ブックカバー、ペンケースの2,200円まで。

色は「生成り」のほか、炭やミカンの皮などを混ぜ込んだ計5種類。

日経流通新聞より

投稿者 trim : 2011年09月07日 14:16