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2012年02月01日

リニア駅は「橋本」に確定へ

神奈川県内に設置されるリニア中央新幹線の中間駅が、橋本駅(相模原市緑区)に決まる見通しになったことが31日分かった。

近く県と相模原市が共同で発表する。

具体的な駅位置がようやく確定することで、駅周辺の整備や広域交通網の検討に向けた動きが本格化することになる。

最終的には事業者のJR東海が決定するが、これまでの経緯もあり地元自治体の意向を踏まえた形で手続きが進む見通し。

中間駅の誘致地区について、県と市などは年明けから詰めの協議を重ねてきた。
関係首長や経済団体などで組織する建設促進神奈川県期成同盟会(会長・黒岩祐治知事)の臨時総会を2011年度内にも開催し、JR東海に正式要請する。

JR東海はリニア駅について「1県1駅」の方針を提示。
昨年6月には県内中間駅を「相模原市内」と明記した上で、概略の駅位置を直径5キロの円で示していた。
相模原駅なども候補になっていたが、技術的な検討のほか、相模原市のまちづくりの観点や広域ネットワーク拠点としての適否などを総合的に勘案。
JR横浜線、相模線と京王相模原線が乗り入れている橋本駅に絞り込んだ。

リニア駅は大深度地下に設置される計画で、建設費用はJR東海が全額負担することを決めている。

リニア中央新幹線は、JR東海が2014年度に着工予定。
2027年開業を目指す東京―名古屋の沿線では昨年12月から環境影響評価(アセスメント)の現地調査が始まっている。

カナロコより

投稿者 trim : 2012年02月01日 17:31